行ってきました“超没入体験”HOKUSAI
こんにちは。中田です。
記録的な大寒波から、2日間で2ヶ月先の高気温に見舞われるという、
とてもじゃないけど身体がついて行けないよ、という今年の気候。
こんな時は室内のアート体験がノンストレスですよね。
と、いうわけで、行ってきました。
「カラダで感じる」イマーシブ2.0
~先端技術で再構築する葛飾北斎が見た江戸の世界~
HOKUSAI
ANOTHERSTORY in TOKYO

プロローグ部分は、いわゆる「北斎の年表」から始まって、
こんな作品をこんな時代に生み出した人なんだな、というのを見やすく展示さたスペース。
そして、ここからがこの展示会の醍醐味“没入型アート展示”。

“大地の部屋”では「駿州片倉茶園ノ不二」の絵の中に入ったような錯覚に。
床、3面の壁部分に映し出された「駿州片倉茶園ノ不二」のパーツが動いて
どんどん絵の奥へと進んでいきます。
足下では歩くごとに池の氷がひび割れ、軋む音がする。。

“風の部屋”では「東海道品川御殿山ノ不二」が広がり、穏やかな春の風が吹いてきたかと思うと、
「駿州江尻」に変わって突風が…。絵の中の旅人と一緒に体感できるのです。

そして最後の“北斎の部屋”。
こちらは代表的な「神奈川沖浪裏」に始まり、「武州千住」や「東海道金谷ノ不二」など
「冨嶽三十六景」の様々な絵が動きながら次々に紹介されていく映像の世界。

後半の、荒れ狂う海の波間に見え隠れする富士のリアル映像は圧巻でした。

北斎が見ていた景色、想像した景色の中に迷い込んだような、
楽しい展示会でした。
期間は2025年6月1日(日)まで。
場所は東急プラザ渋谷 3F
詳しくは「北斎 渋谷」で検索してみてください。
興味を持たれた方はぜひ。