ビジネスにも役立つ3つの『ち』のお話

こんにちは。アイビスティの大村です。

先日、ビジネス場面にも役立ちそうな3つの『ち』のお話を耳にし、

面白いなと思いましたのでこちらで共有させていただきます。

 

3つの『ち』とは、

「血」(両親・家族)

「地」(地域・業界)

「知」(時代)

という3つの流れのことです。

これらは一人ひとり異なり、自分と全く同じ人は誰一人としていません。

そして、生まれてから現在まで、この流れを通して

一人ひとり違った人格が作り上げられていくということです。

 

例えば、取引先の40代のAさん。

いつも気難しそうな様子で、こちらの雑談にもあまりノッてきてくれない…

相手の気持ちがわからず、イライラしてしまいますよね。

なぜイライラしてしまうのか?

それは、取引先の相手には、「普通は愛想よくするもの」「普通は笑顔で対応するもの」といった

固定観念が自分の中にあるからです。

これは、上記の3つの『ち』の流れの中で、長年をかけて自分の中にできあがったものです。

自分の中にある「当たり前」を裏切られるので、イライラしてしまうのですね。

 

では逆に、Aさんの3つの『ち』を自分は知っているでしょうか。

どんな両親に、どんな雰囲気で育てられたのか。家は裕福だったのか、貧しかったのか。

生まれた地は田舎なのか、都会なのか、今までどんな仕事をしてきたのか。

40数年、どんな時代を生きてきたのか。

きっと知らないことの方が多いと思いますが、

自分とは全く違うということは想像できますよね。

これだけ「血」も「地」も「知」も全て違う相手が、

自分と同じ感覚で生きている訳がありません。

 

対「人」となると、私たちはどうしても自分の色眼鏡で相手を見てしまいます。

自分の感覚で、相手を操作したくなってしまう。

しかしそうではなく、相手を俯瞰して、それを受け入れたうえで

自分にできることは何か考えることが大切です。

適切な距離感をもって対峙していくことで、

スムーズな関係が生まれていきます。

その際は「お互いにラクでいられる距離感」が基準になります。

距離感をいくら調整しても、どちらかが無理をしなくてはならない場合は、、

離れるべき関係なのかもしれません。

 

抽象的なお話になってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

人との関係は昔も今も難しく、、自戒をこめて書かせていただきました(笑)

ではまた次回、お会いしましょう

(ハッ、意図せずギャグみたいに